おたく備忘録

関ジャニ∞とSnowMan。ねちっこい文章書きます。

関ジャニ∞、その先へ。

初めまして。

大阪の片田舎に住む大倉の女です。

初めて、はてブロを書きます。

だいそれた存在でない1人のeighterの4/15から私が参戦した『GR8EST』大阪公演8/26までのeighter日記です。

お目汚しですし、クソ長いですが宜しければ読んでいってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年4月15日午前11時。

 


携帯の画面に映っていたのはやっとの思いで接続したジャニーズネット。

 

 

 

 

悪い予感はしてた。週刊誌やネットの記事。

アイドルを応援しているとその手の記事は腐るほど読んできた。

 

 

 

 

だから、信じていた。

 

 

 

 


今回も何事もなく、これからも7人の関ジャニ∞を私は応援し続けると。


ライブのMCで面白おかしくキッパリと否定してくれると。


信じていたんだ。心の隅に疑惑と恐怖を押し込めながら。

 

 

 

 

 

 

 

でも、全部全部真実だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

関ジャニ∞というアイドルグループを知っているだろうか。

ジャニーズ事務所所属のアイドルだ。

名前は分からずとも顔を見れば『あぁ〜。』となる人がほとんどだと思う。

歌番組で知っている人もいればドラマで見た事がある人。朝やお昼の情報番組や、バラエティで見かけたことがある人もいると思う。

それほど、よくテレビに出ている。

ジャニーズに興味が無いような方からも「面白い関西の兄ちゃん達」という認識のされ方であろう。

 

その「面白い関西の兄ちゃん達」の中の「よく下ネタを言う歌のうまい兄ちゃん」が 渋谷すばる である。

 

 

 渋谷すばる 関ジャニ∞のメインボーカル 

命を削りながら吐き出すその歌声は幾度となく私たちファンの心を救ってくれる。

時には寂しさに寄り添うように優しく歌えば、時には力ずくで苦しさをぶち壊してくれる。

関ジャニ∞の心臓  『だった』。

 

 

 

 

 

そう、4/15までは

 

 

 

 

 

 

すばるくんから発表された文章。

 

わずか、892文字。原稿用紙が3枚あれば充分すぎる。むしろ3枚目は大半が余白になってしまう。

その、892文字を私は何分かけて読んだのだろう。

駅のホームの硬いベンチに座り、幾度となく携帯に表示されている文字をなぞった。

 

 

 


ようやく文章の意味を理解できた時、大阪のど真ん中の駅のホームのベンチにへたり込みぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。。

 

 


文章の『意味』こそ理解出来たが、『事実』に関しては、  理解    も   納得   も   容認   も何一つ出来ていなかった。

 

ただ真っ白な頭の中に、あの時隅に無理やり追いやった疑惑と恐怖が、なんとも形容しがたい感情となってあの時の何十倍、何百倍、何千倍となって私の頭の中を埋めつくした。

 

 

 

 

 

 

 

頭の中がキャパオーバーし放心していた私が駅員さんに声をかけられ我を取り戻した時、携帯の画面はとうに真っ暗になっていて時間を確認すると30分が経っていた。

咄嗟に 帰らなきゃ と思った。

友人と会う約束をしていたが、正直それどころではない。

こころが持たない。

友人に断りの電話をかけたが今思うとまともな会話になっていなかっただろう。彼女もドルヲタなのでこちらの心情を痛いほど察してくれ、ただ静かに了承してくれた。

 

 

 

正直そこからの記憶がすごく曖昧だ。最寄り駅まで迎えに来てくれるよう父に連絡した事とICカードの残高が足りなくて改札に引っかかった事は覚えている。

もたもたと足りない分の金額をチャージして駅から出た。

 

 

 

 

駅のロータリーに止まっていた車に乗りこんだ途端、今までギリギリのところで堰き止めていた涙腺が決壊した。

激しく咳き込みながらひたすら泣く私に父がどうしたのかと聞いていたがその質問にとりあえず簡潔に説明したが余程聞き取れたものではなかっただろうし、最も他人に説明できるほどまだ私の中で整理がついていなかった。

 

 


家に着くと部屋に篭もり、どうにかすばるくんを感じたくて、全て悪い夢だと思い込みたくて、すばるくんのソロCD『歌』を流した。

 


CDから流れてくるすばるくんの声は優しくて力強くて繊細で、「やっぱり悪い夢なんだ」「疲れた私が見た、なんてことない悪夢だ」と言い聞かせ早くこんな悪夢から覚めるように、無理やり眠った。

 

 

 

 


でもまさかそんな都合のいい事なんて起こらなくて、私を眠りから叩き起したのは友人からの心配のLINEだった。

かねてから関ジャニ∞のファンを公言していた私を気遣ってのメッセージ。

でもその時はメッセージを送ってきてくれた人達に怒りを覚えてしまった。

 

 


なぜ、なぜすべてを夢で終わらさせてくれないのか?

あなた達に私の現状を伝えたとしたら、あなた達がすばるくんを引き止めてくれるのか?

すばるくんの脱退が無かったことになるのか?

私の現状を知ってあなたは私になんと声をかけてくれるのか?

その言葉で私の心は救われるのか?

 

 

 

そこからの2週間は地獄だった。

関ジャニ∞の番組を見ては、関ジャニ∞の歌を聴いては、まるで息をするかのように泣いていた。

 

 

 

その地獄からどうやって這い上がったのかといえば正直本当に時間がなんとかしてくれた感じだ。

 

何か衝撃的な出来事があった訳でもない。

すごく心に染みる言葉をかけられた訳でもない。

ただ、時間が過ぎたんだ。

 

2週間。14日。336時間。20160分。1209600秒。

 

私の心がどれだけ止まっていようとも、時間と私の頭は動き続けた。

 

必死にもがいて。

必死に考えて。

必死に文章を咀嚼して。

必死にすばるくんの決意を飲み込もうとした。

何度も何度も。

 

 

本当に最初の頃は飲み込めたモンなんかじゃなかった。

しっかり咀嚼したつもりでもまだまだ理解は出来ないし、身体は拒否をする。

途方もない作業だった。

 

それでも、1つずつ。1つずつ。しっかりと噛み締めて、覚悟を決めて飲み込んでいった。

 

 

全てはすばるくんが好きだから。

 

 

『勝手な決断をするすばるくんのことを嫌いになれなかった』

 

 

 

もし、すばるくんの事が嫌いだったり興味がなかったりしたら、そもそも脱退に関してこれ程悲しまないだろう。

もし、すばるくんの事がそれほど好きじゃなかったら、すばるくんの事を自分勝手な奴だと批判しただろう。

 

 

全て愛ゆえなのだ。

悲しいのも、寂しいのも、辛いのも、苦しいのも、全てすばるくんが好きだから。

 

 

好きだからどれだけ苦しくとも辛くとも、すばるくんの決意を無視したくなかった。

 

 

 

 

2週間かけて、ようやく全てを飲み込みきった。消化など到底出来ていないがようやく人間らしい生活に戻った。

関ジャニ∞の番組も泣かずに見れるようになった。歌も前のように私の心を支えてくれた。

…それでも、ワイドショーだけは全く見れなかった。第三者から刃こぼれしたナイフで心を切りつけられているような感覚を覚えてしまったから。

(結局私がワイドショーを見れるようになったのは6月に入ってからだった。)

 

 

 

 

 

 

一応は立ち直って前と同じような生活に戻った頃、すばるくんラストの3日間連続生放送があると知った。

その時また頭を金槌で殴られたような気がした。

 

すばるくんの脱退報道は確かにあった。

でも、関ジャニ∞の番組を見れば相変わらず楽しそうにバカをやっている。

その中心ですばるくんもケタケタ笑っている。

そのせいで『本当に居なくなる』ことをあまり実感出来ていなかったのだ。

 

その日からまた食事に味気がなくなった。

 

 

 

 

7/6 Mステ  がむしゃら行進曲 NOROSHI

7/7 MUSICDAY オモイダマ

7/8 関ジャム 無責任ヒーロー 大阪ロマネスク

                      LIFE~目の前の向こうへ~

 

[Mステ]

NOROSHIはただひたすらに誇らしかったなぁ。

私が8年間応援してきた関ジャニ∞はこんなにかっこいいんだぞ!!

最後までこんなにバカみたいに前しか向いてないんだぞ!!!

今考えればメンバーもバカみたいにただまっすぐ前を向くしか出来なかったんだと思う。

 

[MUSICDAY]

『それはあの太陽より眩しかった』

オモイダマの曲のたった1行の歌詞。

何回も、なんっっっ回もこの部分に魂を引っ張られて泣いたなぁ。

 

[関ジャム]

関西地方で1時間遅れの放送。(残念ながら生放送では無い)

東京スカパラダイスオーケストラさんとのコラボでただひたすらに楽しかった1曲目。

すばるくんの終わりが近づいていることに涙が止まらなくなった2曲目。

本当に最後の曲。メンバーの顔がすごく正直で…。

あんなに会見で不貞腐れてた大倉くんがすばるくんを見て優しく笑ってて。

横山さんと村上さんはいつも通りに振る舞う中やっぱり寂しそうで。

丸ちゃんはどんな顔していいか分からなさそうにぎこちなく微笑んでて。

安くんがとても大人な眼をしていて。

ずっと、こっちが心配になるくらい力強く前だけを睨みつけてた亮ちゃんが、堪えきれずに 泣いた。

 

そして、すばるくんは必死に涙を堪えてるように見えた。

 

 

 

 

 

 

これは私の希望的観測だったんだろうか?

 

 

 

 

 

 

次の日関東の友人から関ジャニクロニクルの録画データが送られてきた。

7人だけのいきなりドッジ。

すごくカオスで  すごく馬鹿らしくて  すごく彼ららしかった。

 

 

亮ちゃんがとったボール。

そこには  「7人で歌いたい歌うたって」

 

さっきまでお腹を抱えて笑うほどバカをやっていた彼らが、すごく戸惑った顔をしていた。

目を背けていた『すばるくん最後のクロニクル』という事実を目の前に改めて差し出されたからだろうか。

 

 

彼らが選んだのはHeavenly Psychoだった。

もう選曲から泣かせる気しかない。

 

 

もちろん泣いた。頭が痛くなるほど泣いた。

 

 

 

 

 

でも、私の中に詰まっていた何かがスコンっと抜けた気がした。

 

 

 

確かに7人の関ジャニ∞はもう見れない。

でも、過去には8人の関ジャニ∞が存在したわけで。

だからと言って、内くんの存在を誰も無かったことになんかしていない。

何かが代わりにそこを埋めたわけでもなく、その穴が気になって仕方ないわけでもない。

 

 

 

ピアスホールみたいな存在だ。

開けた直後は気になって気になって仕方ないが時間が経つにつれ、本来はそこになかった耳たぶの穴の存在など気に求めない。

ごく稀に、合わないピアスなどを付けて化膿し気になるくらいだ。

 

 

あぁ、すばるくんもそうなるのだな、と思った。

今は2つ目の穴が空いた直後だ。

気になって触ってしまった結果血が出てしまったとしても仕方がない。

でも、時間が経てばいくら触っても大丈夫だ。

2つ目の新しい穴の消毒は6人になった関ジャニ∞が私たちに施してくれるだろう。

 

 

そう考えた時に、4/15から呪縛のように私についてまわっていた感情から抜け出すことが出来た。

 

 

 

そして、1人で新たな世界に立ち向かうすばるくんのことを初めて応援できた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/26 GR8ESTツアー 大阪公演ラスト

とても純粋に楽しみだった。

大好きな彼らに会える。

そのことに私は胸を踊らせていた。

 

 

 

ライブが始まった。

毎度の如くここは感涙。

やっぱり、関ジャニ∞は最高で最強だった。

 

 

 

でも、ふとした時に

『あれ?すばるくん着替え?』

『あれ?3-3の並び?』

その違和感がMAXで出てしまったのが、オモイダマ ロマネスクの2曲だ。

 

 

 

どうしても私の頭の中はすばるくんの声でそこを再生する。

 

 

 

あぁ、もうすばるくんの生声で届けてもらうことが出来ないんだ。

 

 

 

その再確認と共に静かに泣いた。

 

 

 

 

『ここに』

WANIMAさんからの楽曲提供。

WANIMAさんもかねてから関ジャニ∞のファンと言ってくださっていたのでとても楽しみにしていたが、改めて聞くと関ジャニ∞に寄り添った曲すぎてまた涙が止まらなくなった。

 

出会い別れはいつも背中合わせ

何の足しにもならないけれど いつだって信じてる

また逢えたら歌おう

また逢う日を歌おう いまを刻んでいこう

 

 

始まるんじゃない 始めるんだぜ!!

 

 

 

 

WANIMA最高か!!!大好きだ!!!!

 

 

 

 

私の長い長い関ジャニ∞とただひたすらに向き合った時間  134日は、なんとか嬉し泣きで締めくくれた。

 

 

 

 

 

 

この先またすばるくんを思い出して泣いてしまうこともあるだろう。

でも、それはそれでいいのだと思えるから。

過去をふりかえって泣いて立ち止まってる暇がないくらいに6人になった関ジャニ∞がガンガン先に走り抜けていくと思うから。

 

 

私は泣いてしまったとしても前を向いて走り続けてやろうと思いました。

 

 

元陸上部なめんなよ!!

 

 

 

 

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【また、この期間中に安くん事件もあるのですがそこに手を出すと永遠に書き終わらない気がしたのでここでは割愛させていただきます。】